成分へのこだわりゲルベースの化粧品
フェースがいち早く着目した、合成界面活性剤や油分を使わない、ゲル製剤。
一般的な化粧品は、肌表面の保護のための「油分」と、有用成分を主体にした「水分」、さらにこの油分と水分を均一に混ぜ合わせるための「合成界面活性剤(乳化剤)」を使用しています。これが乳化製剤の化粧品です。
乳化製剤の化粧品
乳化製剤
化粧品は主に水と油からできていますが、水と油は分離してしまい、混ざり合いません。
そこに合成界面活性剤を入れると、乳化して水と油は混ざり合うことができます。
主成分
- 水
- 油
- 合成界面活性剤
(角層のラメラ構造を乱す) - 香料
- 色素
- 防腐剤
- 有用成分
乳化製剤は、肌表面を油膜で保護し、肌から水分が蒸発するのを防いでいるが、角層内のラメラ構造を整えることができないため、時間とともに油膜がなくなったり、洗い流されたりすると、保湿・保護ができなくなります。
ゲル製剤の化粧品
ゲル製剤
主成分
- 水
- ゲル化剤
- 有用成分
「ゲル」は化粧料基剤としての安定性と安全性に優れており、水溶性の有用成分を大量に保持できると共に、合成界面活性剤を使用する事なく、ある程度の油性成分をも保持することができます。
フェースはこの「ゲル」という成分にいち早く着目。1988年にゲル化粧品を発売した「ゲル化粧品のパイオニア」といわれています。
フェースの技術進化の始まりは、このゲルベースの無添加処方です。