ISチンピエキス

成分へのこだわりISチンピエキス

「ノビレチン」「タンゲレチン」を高濃度で抽出できる特殊製法を採用

ノビレチンとタンゲレチン

チンピエキスは柑橘類の皮に多く含まれる成分のこと。 主成分はフラボノイドの一種である「ノビレチン」と「タンゲレチン」です。
沖縄ではシークワーサーからの抽出が盛んですが、当社では、ミカン科のタチバナから抽出されたエキスを採用しています。

ノビレチンとタンゲレチン

フェースのチンピエキスは、有用成分である「ノビレチン」「タンゲレチン」を高濃度で抽出できる特殊製法を採用しており、一般原料として販売されているチンピエキスとは一線を画した当社オリジナルの原料で「ISチンピエキス」と名付けました。

このISチンピエキスに含まれる2つの成分の特長は、「美白」「光老化予防」「角層肥厚の抑制」です。次にご紹介するエビデンスは当社独自のISチンピエキスのデータであり、一般的な濃度のチンピエキスでは得られません。

チロシナーゼ合成阻害による「美白」効果

チロシナーゼとは、メラノサイト(色素細胞)が持つ酵素であり、メラニン色素を作り出す働きがあります。メラニン色素は皆さんよくご存じの通り、シミやくすみなどの原因です。
このメラニン色素が作られるメカニズムは次の通りです。

紫外線や大気汚染物質、ストレスなどが原因で、表皮では活性酸素が発生します。メラノサイトは発生した活性酸素によって刺激されることで活性化され、チロシナーゼを作り出します。チロシナーゼはチロシンというアミノ酸と反応して、シミやくすみの原因となるメラニンを生成します。

シミのメカニズム

アルブチンをはじめ、チロシナーゼの働きを阻害する美白成分は数多くありますが、チロシナーゼの合成を阻害する成分は実は限られています。また、原理的にはできたものの活性を抑えるより、できる前に防ぐ、または作られなくすることの方が合理的です。
フェースが採用している「ノビレチン」「タンゲレチン」は、「ビタミンC配糖体(AA-2G)」と組み合わされることで、チロシナーゼの合成を阻害=美白の相乗効果が得られます。

チロシナーゼ合成阻害作用

「光老化予防」効果

皮膚老化の8割は紫外線による「光老化」といわれています。光老化によって引き起こされる現象は、「角質肥厚」による「くすみ」や「シワ」、「たるみ」などです。
フェースの「ISチンピエキス」にはこれらすべての光老化現象を抑える効果があります。

角層肥厚の抑制効果

紫外線(UVB)が皮膚に長時間当たり続けると、微弱な紫外線でも炎症を誘発する物質(サイトカインやプロスタグランジンなど)が産生されます。
ISチンピエキスに含まれる「ノビレチン」「タンゲレチン」はこれらの物質を無力化することによって角質肥厚を抑制します。

微弱UVBの長期照射による皮膚肥厚保の抑制作用

シワ・たるみの抑制効果

一方、シワ、たるみは紫外線照射によってMMP(マトリックスメタロプロテアーゼ:コラーゲンやエラスチン等のタンパク質分解酵素)の産生が高まることを一因として生じますが、ISチンピエキスはこのMMPの産生を強力に抑制することで、シワやたるみを防止します。

UVの照射によるMMP(コラーゲン分解酵素)産生抑制作用

つまり「ISチンピエキス」により 1.美白公開 2.光老化(シワ・たるみ)の予防 の2大効果が期待できるといえます